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なでしこ善戦も連敗 ミスから失点 米国戦へ高倉監督「下を向かず整理して」

[ 2020年3月10日 05:30 ]

シービリーブス杯   日本0―1大リーグ機構 ( 2020年3月11日    フリスコ )

<イングランド・日本>イングランドに敗れ、肩を落とす岩渕(左端)ら日本イレブン
Photo By 共同

 サッカー女子日本代表が参加する国際親善大会「シービリーブスカップ」の第2戦(米ニュージャージー州)が行われ、イングランドと対戦したなでしこジャパンは5日のスペイン戦から先発を6人入れ替えたが、初戦に続き自陣でのミスから失点し、0―1で2連敗となった。11日の最終戦ではW杯優勝の米国と対戦する。

 プレスがはまらず狙い通りにボールを奪えなかった初戦の反省を生かし、互いの声掛けを密にするなど守備で善戦した。しかし、後半に入って相手が温存していた主力アタッカーを次々に投入すると状況は一変。強力なサイド攻撃にさらされ、守備にほころびが出始めた後半38分には、DF三宅(INAC神戸)のパスミスから決勝点を献上した。

 センターバックの土光(日テレ)は「リズムが悪いときに何も変えられずに終わった」と悔やんだ。前半こそ守備の改善がみられたとはいえ、“1・5軍”だったイングランドと渡り合えても意味がない。11日の女王・米国との最終戦に向け、高倉監督は「下を向かずに自分たちがやれることを整理して臨みたい」と絞り出した。

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2020年3月10日のニュース