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FC東京 2発快勝で4年ぶりACL本戦出場!鹿島は0―1で敗れ日本勢初のプレーオフ敗退

[ 2020年1月28日 20:53 ]

<ACLプレーオフ FC東京・セレスネグロス>後半、先制ゴール決めた室屋(中央手前)(撮影・小海途 良幹)
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 男子サッカーのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の本選出場を駆けたプレーオフが28日に各地で行われ、昨季J1・2位のFC東京はセレス・ネグロス(フィリピン)と、同3位の鹿島はホームでメルボルン・ビクトリー(オーストラリア)と対戦。FC東京は後半3分にDF室屋が今季チーム公式戦1号となる先制ゴールを決めるなど2―0で勝利し、4年ぶりの本戦出場が決定。鹿島は0―1で敗れ、日本勢初のACLプレーオフ敗退という“屈辱”を喫した。

 FC東京は昨季までの基本布陣としていた4―4―2ではなく、今キャンプから取り組んでいた4―3―3を採用。MF安部やDFジョアンオマリなど新加入選手4人を起用。新戦力のMFアダイウトンとMFレアンドロがFW原とともに前線3トップに入った。

 FC東京は後半3分に先制。大雨の影響でボールが転がらない悪条件のピッチに苦しんでいたが、ゴール前の混戦からDF室屋がペナルティーエリア内のこぼれ球に反応し右足一閃。相手GKの腕を弾き、右ポストに当たってそのままゴールイン。

 後半34分に原が競り合いの際、相手の顔面に肘打ちを入れたとして一発退場。1人少ない状況での戦いとなってしまったが、終了間際にアダイウトンが華麗なループシュートを決め2-0。新加入選手による“あいさつ代わり”の鮮やかな一撃により今季公式戦初戦を白星で飾った。

 一方、鹿島は昨季最終戦からわずか27日後ということもあり、コンディション調整が懸念されるなか今季新加入の6人をスタメン起用。FWエヴェラウド、MF和泉、MFファン・アラーノ、MF永戸、DF広瀬、DF奈良らが鹿島での公式戦初陣となった。しかし、0―0の後半9分に元浦和のFWナバウトにミドルシュートを決められ失点。そのまま敗れ、公式戦初戦で黒星を喫した。

 ACL本戦に進んだFC東京は1次リーグF組に。蔚山(韓国)、上海申花(中国)、パース・グローリー(オーストラリア)と同組になった。

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