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史上10度目連覇か、24年ぶりVか…高校サッカー決勝は青森山田VS静岡学園に決定

[ 2020年1月11日 16:16 ]

<青森山田・帝京長岡>前半、ゴールを決め喜ぶ青森山田・田中(撮影・西海健太郎)
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 第98回全国高校サッカー選手権大会は11日、埼玉スタジアムで準決勝2試合が行われ、史上10度目の大会連覇を目指す青森山田(青森)と静岡学園(静岡)が13日に同会場で行われる決勝戦進出を決めた。青森山田の決勝進出は2年連続4度目、静岡学園は初優勝した1995年度以来24年ぶり3度目の決勝進出となる。

 第1試合で帝京長岡(新潟)と対戦した青森山田は前半16分にFW田中翔太(3年)のゴールで先制し、後半2分にはMF松木玖生(1年)が追加点。2点リードから後半32分に1点を返されたが、逃げ切った。新潟県勢初の4強入りを果たした帝京長岡はMF田中克幸(3年)のゴールで1点を返したが、初の決勝進出はならなかった。

 第2試合は0―0のまま後半アディショナルタイムに突入。静岡学園が前半から圧倒的に攻め続ける中、矢板中央は鉄壁の守備で失点を許さずPK戦突入かと思われたが、静岡学園はラストプレーで獲得したPKを鹿島入りが内定している10番のMF松村優太(3年)が決めて待望の先制点を挙げ、直後に試合終了の笛が鳴った。矢板中央(栃木)はPK戦突入寸前に失点し、初の決勝進出を逃した。

 13日に埼玉スタジアムで行われる決勝戦のキックオフは午後2時5分。青森山田は2016年度の初優勝から最近4年間で3度の決勝進出で、2000、2001年度の国見(長崎)以来18年ぶり史上10度目の大会連覇、静岡学園は初優勝した1995年度以来24年ぶり2度目の優勝を狙う。

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2020年1月11日のニュース