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J2降格磐田に元アルゼンチン代表DFフォルリン加入 09年、急死ハルケの後釜として俊輔同僚に

[ 2019年12月21日 14:50 ]

 クラブ初の最下位に終わり、2015年以来5年ぶりとなる来季のJ2降格が決まった磐田は21日、スペイン2部レアル・オビエドから元アルゼンチン代表DFフアン・フォルリン(31)が完全移籍で加入することが内定したと発表した。メディカルチェック後に正式契約を締結する。

 フォルリンは1988年1月10日生まれの31歳で、身長1メートル79、体重74キロ。2008年にボカ・ジュニアーズ(アルゼンチン)に加入し、その後、エスパニョール(スペイン)、アル・ラーヤンSC(カタール)、ケレタロFC(メキシコ)などを経て2017年からレアル・オビエドに在籍していた。

 今年7月まで磐田でプレーしていた元日本代表MF中村俊輔(41=J2横浜FC)がエスパニョールに在籍していた2009年8月に、心不全のためダニエル・ハルケ主将が26歳の若さで急死。ハルケの後釜として同月エスパニョールに加入したのがフォルリンだった。

 フォルリンはクラブを通じて「私はフアン・フォルリンです。ジュビロ磐田と契約でき、とても嬉しいです。日本へ、そしてジュビロ磐田へ行くという一歩を踏み出すことは、私のキャリアにとってとても重要な挑戦です。今日、私の新たなチームメートと一緒にJ1へ戻る道のりが始まります。この機会に、私を信頼してこの重大な責任を与えてくださったクラブの全ての方に感謝を伝えたいです。大きな責任感を持って励みますし、シーズン中いつ何時もこのユニホームのために力を注ぎます。そして、私たちの目標を達成したいと願っています」とコメントしている。

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2019年12月21日のニュース