×

アーセナル 37歳アルテタ氏が新監督就任!ペップ“右腕”として昨季はマンC国内3冠に貢献

[ 2019年12月20日 23:10 ]

グアルディオラ監督(左)の“右腕”としてマンチェスター・シティーのアシスタントコーチを務めていたミケル・アルテタ氏(AP)
Photo By スポニチ

 イングランド1部・プレミアリーグのアーセナルは20日、元スペイン代表で現マンチェスター・シティーのアシスタントコーチを務めるミケル・アルテタ氏(37)を新監督に招へいすると発表。契約期間は3年半。アーセナルは先月、成績不振でウナイ・エメリ監督(48)を解任し、アシスタントコーチを務めていたフレドリク・ユングベリ(42)が暫定的に指揮をとっていた。

 アルテタ氏は2016年にアーセナルで現役を引退。同年7月からマンチェスター・シティーのアシスタントコーチに入閣。同じバルセロナ下部組織出身であるグアルディオラ監督(愛称ペップ)の“右腕”として17-18、18-19シーズンのリーグ連覇に貢献。昨季にはFA杯とイングランドリーグ杯(カラバオ杯)も制し、国内3冠に貢献するなど指導者としても活躍していた。

 それでも指揮官としては未経験のため、一部のメディアからはアルテタ氏の手腕に懐疑的な意見も上がっているが、グアルディオラ監督は同氏の人間性や指導力を高く評価。英メディアのスカイスポーツが報じたところによると、仮に自身がマンチェスター・シティー監督を退任した場合は「アルテタが次期監督を引き継ぐことになる」と後継者として指名したという。さらに英語、スペイン語、フランス語、流暢なイタリア語とポルトガル語のスキルも併せ持っており「彼は37歳と若いが、ビッグクラブと選手たちを扱う経験を持っている」と称賛していた。

 チームは今季5勝7分け5敗の10位と低迷中。英BBC放送(電子版)によると21日のエバートン戦はユングベリ暫定監督が最後の指揮をとり、アルテタ氏はスタンド観戦になるもよう。新体制での初陣は26日のボーンマス戦が濃厚とされる。

続きを表示

2019年12月20日のニュース