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【中田浩二の視点】右から好機連続 縦に行ける伊東の存在大きい

[ 2019年10月11日 08:27 ]

W杯アジア2次予選   日本6-0モンゴル ( 2019年10月10日    埼スタ )

前半40分、永井のゴールをアシストする伊東(撮影・篠原岳夫)
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 伊東は突破力とクロスが特長で、持ち味を出した。相手に中を固められたときはサイドからの突破が有効で、スピードのある伊東が起用されたが、狙い通りの働きだった。酒井が外を上がれば中に入り、後半相手が守備ラインを上げれば斜めに走るなど、動きはスムーズだった。3アシストしたが、先制点は精度の高いピンポイントのクロスから。3点目は南野とのワンツーから抜け出し、長友の動きをよく見てパスを出した。4点目も南野とのワンツーからクロスを上げて永井の頭に合わせた。右から多くのチャンスをつくれたのは伊東の存在があったからだ。 日本代表メンバー  日程&結果

 堂安や久保はカットインして左足でシュートするのが特徴だが、伊東は縦に行ける。攻撃に変化がつく。アジアを戦う上で武器になることが証明できたことは大きい。森保監督がどう使い分けるか、楽しみだ。 (元日本代表DF)

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2019年10月11日のニュース