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東京V・近藤 古巣・柏との対戦に意欲「成長したところ見せたい」

[ 2019年9月23日 18:11 ]

 東京VのDF近藤直也(35)が次節、古巣・柏との対戦に意欲を見せた。レイソルユースから02年にトップチームに昇格して15年まで14年間在籍。千葉を経て今季から東京Vに加入したが、「4年ぐらいたつが、公式戦であのスタジアムで試合をしたことはない。千葉銀カップぐらい。そういう意味では楽しみ。監督も一緒にやっているし、知っている選手もいる。自分たちのサッカーをやるだけ」と、話した。

 柏は首位を走っているが、「相手を勢いに乗らせたくないし、自分たちも勢いに乗りたい」と、言う。残り9試合だが、「だれも諦めていない。勝つしかない。だからといってサッカーのやり方変える訳ではないし、1試合1試合精度を高めていくしかない。全員が共通の意識持ってやらないとだめだし、もっと相手を圧倒して、見ている人が楽しいサッカーができるようにしたい。1試合でも多くそういうサッカーを見せて勝ち点を重ねたい」と意欲を見せた。

 7月にホワイト監督から永井監督に交代したが、「永井さんのサッカーに共感しているし、細かいところの要求が明確。今までこういう監督に出会ったことなかった。僕自身この年齢でまだまだ成長できる。練習は厳しいけど、毎日楽しい」

 攻撃的なサッカーだけにDFの負担は大きい。しかも若い選手が多く、まとめ役としての期待も大きい。「リスクはあるが、取られたときに前に選手いる分そこで取り切れば、相手ゴールに迫れる。そういう意識でやっている」と、永井流を推進する。「リーダーシップというものがあるかどうか分からないが、年齢的にも経験は一番ある。そこは冷静に見て。自分が熱くなりすぎて自分を見失っては駄目なので」と、若手も巧みに引っ張っている。
 柏時代はネルシーニョ監督の下でJ1、J2、天皇杯、ナビスコ杯と4タイトルを獲得。恩師との対決でもある。「対戦が楽しみ。成長したところ見せたい。大谷も一つ下で、ユースから一緒にやっている」と、恩師や元チームメートにひとまわり大きくなったところを見せる。

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2019年9月23日のニュース