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ニューカッスル武藤 開幕戦ベンチ入りも出番なし「来るなあと思っていたから。がっかり」

[ 2019年8月12日 20:57 ]

イングランド・プレミアリーグ・第1節   ニューカッスル0―1アーセナル ( 2019年8月12日    ニューカッスル )

 アーセナル戦の試合前、ウオーミングアップするニューカッスルの武藤。ベンチ入りしたが出場機会はなかった
Photo By 共同

 ニューカッスルのFW武藤嘉紀は11日、2019~20年シーズン開幕節のホーム・アーセナル戦でベンチ入りしたものの、最後まで出番がなかった。

 チームは0―1で敗れ黒星スタート。試合後に武藤は「いやあ、調子も良かったし、絶対に(出番が)来るなあと思っていたから。がっかりというか」と心境を語った。

 オフは肉体改造に取り組み、昨年の同時期に比べて「1.5~2キロぐらい」体重が増えた。「筋肉量もかなり上がっている。脂肪が落ちて、筋肉量が上がって、体重も増えたから。やってきたことが実を結んでいる。それで走れる体になっている」と手応えを口にした。体重を増やしつつ、体幹、インナーマッスルの強化にも取り組んだということで「インナーを少しおろそかにしていたというか(体幹を)使えていなかった。基礎の基礎ですけど、そこを本当にしっかりやっていったら、良くなった」と説明した。

 今夏にベニテス監督が退任し、後任となったブルース新監督については「ハードワークを求める。それは自分にもすごく合っているし、前から守備できる人、かつ走れる人、裏に抜け出せる、そういうのができる人が好まれる」と自身のプレースタイルにマッチしており「やりやすい」という。「だから、チャンスは来ると思う。ここで落ち込んでしまうと良くないんで。前を向いて」と次節以降を見据えた。

 プレミアリーグ1季目の昨季はリーグ17試合1得点。飛躍を目指す2季目は「とにかく試合に出続けて点を取ること。何点というより、本当に1試合1試合集中して、点を取ること。もし1点取っても、そこで満足せず、一喜一憂しないとが大事かな。体もできている。だからこそ試合に出て結果がついてくれば、自信にもなる」と改めて意気込みを語った。

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2019年8月12日のニュース