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シントトロイデン かつて水戸でプレーの“ベトナムのメッシ”を獲得

[ 2019年6月30日 12:50 ]

 ベルギー1部のシントトロイデンが、J2水戸でプレーした経験も持つベトナム代表FWグエン・コン・フォン(24)を獲得することが29日までに分かった。関係者によれば近日中にも母国ベトナムで入団発表が行われる予定という。

 コン・フォンは身長1メートル68と小柄ながら鋭いドリブルが武器で“ベトナムのメッシ”との愛称を持つ。16年シーズンにはベトナム1部・ホアンアイン・ザライからJ2水戸に期限付き移籍。出場はわずか7試合と実力は発揮できなかったが、その後は日本での経験を糧にさらに成長。1月にUAEで開催されたアジア杯では、1次リーグ突破して16強入りを果たしたチームに大きく貢献した。今季はホアンアイン・ザライから韓国1部の仁川に期限付き移籍でプレーしている。

 シントトロイデンは17年11月に日本企業のDMMが経営権を取得。18~19年シーズンにはセリエAのボローニャ移籍が決まった日本代表DF冨安を始め5人の日本人選手がプレーした。関係者によればシントトロイデンは日本はもちろん、アジア全体のマーケット拡大も狙っており、コン・フォン獲得を決断したという。シントトロイデンは仙台の日本代表GKシュミット・ダニエル(27)が今夏に加入することも決定的となっている。

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2019年6月30日のニュース