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森保監督「W杯予選に入ってくる力を見せた選手はたくさんいた」 W杯予選、五輪世代の招集に言及

[ 2019年6月27日 19:23 ]

帰国する森保監督 (撮影・白鳥 佳樹)
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 南米選手権に参加した日本代表が27日、成田空港着の航空機でブラジルから帰国し、森保一監督(50)が成田市内で取材に応じた。2分け1敗で決勝トーナメント進出を逃したが、MF久保建英(=レアル・マドリード)ら東京五輪世代が奮闘した大会だった。

 指揮官は大会を振り返り、「チリ、ウルグアイ、エクアドルとW杯にも出て、世界の強豪と言われるチームとの試合に日本代表としては経験の浅い選手が出場する形になったが、選手達が勇気を持って、勇敢に戦ってくれて、そのチャレンジしたことが彼らの成長の糧となる内容の戦いができた」と総括。そして「最後、引き分けて1次リーグ突破できなかったことに対する悔しい思いを持って、また今後の成長につなげてほしい」と続けた。

 9月からは22年W杯カタール大会アジア2次予選が始まる。南米選手権に出場した五輪世代からの招集については「A代表で十分に戦っていけるというところを見せてくれた選手がいる。最終的にどういう風に選んでいくかは分かりませんけど、W杯予選に入ってくるだけの力を見せてくれた選手はたくさんいた」と話した。

 そして「選手には個人個人のレベルアップをさらにしてもらうということと、私も監督としてアジアでより確実に勝つという戦いと世界の舞台でも勝てるような戦いをまたW杯予選までにしっかり考えて、良い戦いができるように準備したい」と力を込めた。

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