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関根、古巣浦和へ2年ぶり復帰 最短出場は7・20アウェー磐田戦

[ 2019年6月27日 06:40 ]

浦和へ2年ぶりの復帰となる関根貴大
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 浦和が今季、ドイツ2部インゴルシュタットからシントトロイデンに期限付き移籍していたMF関根貴大(24)を獲得することが26日、分かった。複数の関係者が明かした。今夏の移籍市場では欧州や国内の複数クラブが獲得に動く中、愛着ある浦和への復帰を決断した。近日中にも正式発表される。

 関根は17年夏、ドイツ2部インゴルシュタットに4年契約で移籍。だが出場機会に恵まれず、昨夏にはベルギーへ渡ったが、今度は左太腿などの負傷に苦しんだ。らしさを見せ始めたのは今春。出場機会も増え4月28日のベールスホット・ウィルレイク戦では待望の欧州初ゴール。完全復活を経て2年ぶりの復帰となる。

 浦和の大槻監督とはユース時代も師弟関係にあった。欧州では負傷に悩む時期が続いたが、古巣には信頼を置くトレーナーや医療スタッフがいるのも心強い。最短デビューはJ登録が可能となる7月19日以降で20日の磐田戦が有力。8強入りを決めたACLでも大きな武器となりそうだ。

 ◆関根 貴大(せきね・たかひろ)1995年(平7)4月19日生まれ、埼玉県鶴ケ島市出身の24歳。浦和の下部組織で育ち14年にトップ昇格。左右のウイングバックとしてJ1通算107戦13得点。17年夏にドイツ2部インゴルシュタット、昨夏からシントトロイデンに期限付き移籍。レンタル元の3部降格を受け去就が注目されていた。17年12月に元SKE48の金子栞と結婚。1メートル67、61キロ。

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2019年6月27日のニュース