C大阪内定の桐光学園高・西川　あるぞ“飛び級”代表出場

札幌戦に向けた練習でダッシュをする西川（右から3人目）
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　飛び級での本大会出場が見えてきた。日本サッカー協会は11日、14日から千葉県内で3日間の合宿を行うU―20日本代表候補のメンバーを発表し、来季からのC大阪加入が内定している桐光学園高3年のFW西川潤（17）が選出された。5月開幕のU―20W杯ポーランド大会を控え、本大会のメンバー発表前では最後の合宿となる。

　関係者によると、3月の欧州遠征にも参加した西川に対する評価は高く、現時点で本大会のメンバー入りが有力視されているという。2年後の次回大会にも参加できる高校3年生ながら、卒業より1年以上も早くC大阪加入を決断し、特別指定選手としてルヴァン杯に出場。10日の名古屋戦では初アシストを記録し、チームの勝利に貢献した。

　11日には大阪市此花区で行われたC大阪の練習に参加。あす13日の札幌戦（ヤンマー）でリーグ戦初出場を飾る可能性もある。「試合に関わり続けながら、なおかつ結果を出すことを意識したい」と語るレフティーには、今後も注目が集まる。