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J2最下位の福岡・ペッキア監督、選手に奮起促す「アグレッシブに前へいく気持ち持って」

[ 2019年4月1日 17:26 ]

 開幕6戦を終え1勝1分4敗の最下位に苦しむJ2福岡のファビオ・ペッキア監督(45)が、3日に行われるホーム・栃木戦へ向け会見を開いた。

 3月23日の敵地・新潟戦で今季初勝利をあげ、連勝を狙って挑んだ前節30日の第6節、ホーム千葉戦では、就任当時から掲げる攻撃サッカーが影を潜め、今季未勝利で最下位だった千葉に0―1で完敗。ゴールに迫れず自陣で守備に追われ、相手のシュート12本に対し2本に終わる今季ワーストとも言える厳しい内容だった。ホーム戦も今季未勝利のままだ。

 指揮官は「コミュニケーションを取って違うリアクションをみせないと」と現状に厳しい表情をみせ「どれだけ試合の中でボールをキープできるかがポイントとなる」。前線からボールを奪う攻撃サッカーをなかなかピッチで表現できない選手たちへ「アグレッシブに前へいく気持ちは持ってほしい。サッカーにミスはある。勇気を持たないとだめ」と奮起を期待した。

 次戦は中3日でのホーム・栃木戦。「全体的にコンパクトに守ってカウンターでくる。大黒選手に気を付けないといけない」と警戒し「キャンプからやってきたことを信じて自分たちのアイデンティティーを見せて戦う」ときっぱり。「我々はとても良い環境に恵まれている。いい状況にある中で結果を出せないことには怒りを感じている」。波に乗り切れないチーム状況に危機感をにじませながら、次戦こそは待望の今季ホーム初勝利を、サポーターに捧げることを誓った。

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サッカーの2019年4月1日のニュース