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横浜MF天野 主将初陣は献身的プレーでけん引「まだまだ足りない。30点」

[ 2019年2月23日 19:46 ]

明治安田生命J1第1節   横浜3―2G大阪 ( 2019年2月23日    パナスタ )

<G大阪・横浜>開幕勝利を喜ぶ横浜イレブン (撮影・後藤 大輝) 
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 打ち合いを制した。横浜は23日、敵地でG大阪を3―2で下し、開幕戦勝利を飾った。

 今季から10番を背負うMF天野純(27)にとって、初めて主将として臨む試合でもあった。キャプテンマークを腕に巻き、ピッチに足を踏み入れていく。「先頭で(ピッチに)入っていくのが不思議な感じだった。いつも佑二さんの後ろについて行っていたので」と見える景色が違っていた。ただ、気負いはなかった。「言葉で引っ張るタイプではないので、ピッチ上のプレーでチームを引っ張ることができたら」と話していた通り、何度も相手ゴールに迫った。昨季はサイド攻撃に偏りがちだったが、新加入の三好とのコンビネーションは抜群で中央での崩し、突破も増えた。献身的な守備は変わらず、プレスにも奔走。誰よりも汗をかき、走行距離はチームトップの12・649キロを記録した。

 それでも「まだまだ足りない。30点くらい」と自己採点は厳しい。名実ともに横浜のエースとなった27歳は「絶対的な存在にならないといけない」という。「今日も点を取れたシーンがあった。もっともっと上を目指さないといけない」。勝利に浮かれている暇はない。「絶対的な存在になる」ための重要なシーズンが始まった。

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