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福島県天栄村で「こども未来応援事業」サッカークリニック開催

[ 2018年12月26日 05:30 ]

福島県天栄村でサッカークリニック終了後に行われた記念撮影
Photo By スポニチ

 将来の夢を描く子供たちが、今チャレンジしたいことを応援する「こども未来応援事業」が、福島県天栄村で昨年度に引き続き行われ、101件の応募のうち6点のチャレンジが選ばれた。その中から同村・天栄中2年の佐々木諭吉君(14)が応募し選出された「サッカー選手になりたい」という夢を応援するため24日、日本サッカー名蹴会・金田喜稔会長(60)のほか、Jリーグや日本代表として活躍した山田隆裕氏(46)が同村に駆けつけ、サッカークリニックを行った。

 クリニックには佐々木君のほか、同村でサッカーを行う約40人の小中学生が参加し、金田会長らが約2時間半、パスやドリブル、シュートの指導を行った。約2年前に東京・江戸川区から家族で同村に移住したという佐々木君は「海外に行くことでもっと自分の視野を広げていきたい」という思いで今回のチャレンジに応募した。クリニック後、佐々木君は「いつも習っている練習メニューと違って、とても刺激的な内容でした。今回学んだことは絶対に試合で役立つと思うので、しっかりと身に着けて試合で使えるように練習していきたいです」と、笑顔で将来の夢実現に向けてさらなる成長を誓った。

 金田会長は「子供たちは真剣に練習に取り組んでくれました。ゲームの中でボールがここにあったら何でもできるっていうポイントを見つけることが大切。パスやドリブル、シュートなど自分の中でゲームの中で見つけることが良い選手になるための条件の一つです。これからも頑張ってください」と、熱い言葉でアドバイスを送った。

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