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アルアイン塩谷 意地の一撃!鮮やかヘッドも「マグレ 出来過ぎのコース」

[ 2018年12月24日 05:30 ]

FIFAクラブW杯決勝   アルアイン(UAE)1―4Rマドリード(スペイン) ( 2018年12月22日    ザイード・スポーツシティ・スタジアム(アブダビ) )

<Rマドリード・アルアイン>後半、アルアイン・塩谷はゴールを決め喜ぶ(撮影・西尾 大助)
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 UAEで奮闘するアルアインの塩谷が、白い巨人に意地の一発を決めた。0―3の後半41分、元鹿島のカイオの右からのFKをニアで頭で合わせると、美しい弧を描いて左隅へ。「一矢報いたい思いがあった。点を取りたい気持ちがあったけど、にしてもマグレ。出来過ぎのコース」と笑った。

 クラブW杯決勝でゴールしたのは日本人としては16年大会の鹿島MF柴崎以来、2人目となった。また、今大会では2点目で、広島に在籍していた15年の2点も含めると大会通算4得点。広島時代に記録したFW佐藤寿の3得点を抜いて日本人最多となった。

 「プロになった時は30歳まで選手ができると思っていなかった」。昨夏、広島からアルアインに加入。移籍時に願った「この国の日本人の評価を高めたい」という思いは実を結んだかもしれない。一方で得点以外の部分は「積み上げてきたものが90分間で、一瞬で崩された。またもう一回積み上げていく」と実力不足を感じた。塩谷は「40歳までプレーしたい」と新たな目標を掲げた。

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2018年12月24日のニュース