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日本代表、感謝の初ドロー 大渋滞で開始40分前に会場入り「間に合わないかなと」

[ 2018年11月16日 21:55 ]

国際親善試合   日本1―1ベネズエラ ( 2018年11月16日    大銀ド )

<日本・ベネズエラ>試合後、会見する森保監督(撮影・西尾 大助)
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 サッカー日本代表は16日、大分銀行ドームで行われた国際親善試合でベネズエラ代表と対戦。DF酒井宏樹(28=マルセイユ)の代表49試合目での初得点で前半39分に先制したが、後半36分に酒井宏の与えたPKを決められ、1―1で引き分けた。勝てば日本代表史上初となる新体制初戦から4連勝だったが、偉業達成はならなかった。

 交通渋滞のため日本代表が会場入りしたのは午後7時半の試合開始予定から約40分前の午後6時48分。ベネズエラ代表は同44分、審判団は同45分にスタジアム到着とギリギリで、一時は予定時刻通りの試合開始が危ぶまれた。

 だが、予定通りに無事キックオフ。試合後、インタビューに臨んだ森保一監督(50)は「選手たちがなかなかウォームアップもできない状況の中、最善の準備をしてくれて先制点を奪うことができた」とアクシデントにまず触れ「追加点を奪って勝ち切りたかったところですけど、そこは課題。しっかり勝ち切れるようにということを考えていきたい」と試合を振り返った。

 「きょう応援しに来てくれたサポーターの皆さんに勝利をお届けできなかったのはすごく残念です」と4連勝を逃したことを残念がった指揮官だが、「ホテルからスタジアムまで来る時にすごく渋滞していて試合開始に間に合わないかなと思っていたところ、大分の警察の方が先導してくださって、サポーターの皆さんも恐らく試合に間に合わない方が多かったと思いますけど、道を空けてくださって、我々に譲ってくださって、きょう試合ができたこと。サポーターの皆さんやきょう試合ができることに尽力してくれた方々に感謝したいと思います。ありがとうございます」と感謝。

 年内ラストマッチとなる20日のキルギス戦(豊田ス)に向けて「勝利を目指して、皆さんに喜んでいただけるように、サポーターに喜んでいただけるように準備していきたいと思います」と意気込んだ。

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