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森保ジャパン、引き分けで史上初の初陣4連勝逃す 酒井宏代表初ゴールも後半PK献上

[ 2018年11月16日 21:25 ]

国際親善試合   日本1―1ベネズエラ ( 2018年11月16日    大銀ド )

<日本・ベネズエラ>前半39分、酒井は先制ゴールを決め雄叫びをあげる(撮影・椎名 航)
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 森保一監督(50)率いるFIFAランク50位のサッカー日本代表は16日、大分銀行ドームで行われた国際親善試合で同29位のベネズエラ代表と対戦。DF酒井宏樹(28=マルセイユ)の代表49試合目での初得点で先制したが追いつかれて1―1で引き分け、日本代表史上初となる新体制初戦から4連勝を逃した。

 交通渋滞のため試合開始約40分前にようやく会場入りした日本代表。だが、バスに長時間”缶詰め”にされ、ウォーミングアップもそこそこに始まった試合でも動揺は見えなかった。前半11分、ゴールを割られる寸前でとっさにカバーに入ったDF冨安健洋(20=シントトロイデン)がスーパークリア。惜しくも得点にはならなかったが、MF堂安律(20=フローニンゲン)やMF中島翔哉(24=ポルティモネンセ)ら16強入りした今夏のワールドカップ(W杯)ロシア大会後に主力となった若手が果敢にシュートを放った。

 そして迎えた前半39分だった。中島がキッカーを務めた右FKのファーサイドへ走りこんだ酒井が右足を合わせてボレーシュート。これが相手GKの手を弾いてネットに突き刺さり、日本代表が待望の先制点を奪った。

 しかし、後半36分、その酒井宏が与えたPKをMFリンコン(30=トリノ)に決められて同点。そのまま終了した。

 森保体制唯一の4試合連続先発となったMF南野拓実(23=ザルツブルク)は後半32分に無得点のまま交代。1976年の釜本邦茂以来42年ぶり史上2人目(3度目)となる新体制初戦から4試合連続ゴール達成はならなかった。

 史上初の初陣4連勝を逃した森保ジャパン。20日のキルギス戦(豊田ス)で年内ラストマッチに臨む。

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