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【中田浩二 視点】森保J 上の段階へ行くためセットプレーの対処を

[ 2018年10月17日 10:24 ]

国際親善試合   日本4―3ウルグアイ ( 2018年10月16日    埼玉 )

<日本・ウルグアイ>後半、カバーニ(右)とボールを競り合う三浦(撮影・小海途 良幹)
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 1失点目は日本の左サイドのセットプレーからで、逆サイドに3人いたが競り負けてウラを取られ、折り返された。2失点目は三浦がGKにバックパスをしたところをカバニにカットされたもの。3失点目も青山が交代で入った直後にロドリゲスに決められた。3失点したので良かったとは言いにくいが、内容的には無失点に抑えたパナマ戦より良かったと思う。

 コンパクトな形を保って集中していて、パナマ戦のようにラインが下がり、ボランチが横並びになることもほとんどなかった。チャレンジ&カバーもできていて、三浦と吉田もカバニが起点にならないようにはね返していた。遠藤と柴崎のバランスも良く、こぼれ球も拾っていた。

 セットプレーは課題で前半17分のCKや後半開始直後にもゴディンにヘディングされた場面があったが、上の段階に行くためには対処が必要だ。青山が交代で入った直後、ちょっとした隙ができて失点したのも反省材料。だが、まだ3戦目と考えればまずまずだと思う。(元日本代表DF)

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2018年10月17日のニュース