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森保監督 2連勝も次なる相手ウルグアイを警戒「きょうの勝ちは次の勝ちを保証してくれるものではない」

[ 2018年10月12日 21:54 ]

国際親善試合   日本3―0パナマ ( 2018年10月12日    デンカS )

<日本・パナマ>パナマに勝利し笑顔を見せる森保監督(撮影・西尾 大助)
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 FIFAランク54位の日本は南野、伊東の2試合連続ゴールなどで同70位のパナマに3―0で完勝。9月11日のコスタリカ戦(パナS)に続いて2試合連続完封で新生ジャパン2連勝を飾った。コスタリカ戦はオウンゴール、南野、伊東という3得点で3―0の勝利だったが、この日は南野、伊東、オウンゴールで3―0の勝利と、まるで前回をなぞるような試合結果となった。

 就任から2連勝となった日本代表の森保一監督(50)は「まずはチームとしてやろうとすることを選手たちが前向きにチャレンジしてくれて、トライしてくれて、それが結果につながって、この2試合本当に良かったと思います」と第一声。「ただ、まだまだクオリティーを上げていかなければいけないところもあると思うので、そこはさらに気を引き締めて、次いい試合ができるようにしていかなければいけないと思います」と反省を付け加えた。

 今回は、16強入りしたワールドカップ(W杯)ロシア大会で活躍した大迫、原口らを森保ジャパンへ初招集。2020年東京五輪世代の冨安ら新戦力との融合が最大のテーマにある。「色々な意味での融合ということで、これまでA代表の方で出場機会のなかった選手にまた新たな経験をしてもらうということ、チームとして経験のある選手とまた融合していくっていうことを考えながらメンバー編成しました」と大迫、原口、冨安らをミックスした先発メンバーを説明した。

 16日の次戦ではFIFAランク5位の強豪・ウルグアイと埼玉スタジアムで対戦する。「きょう試合に勝って、これは本当に選手たちの頑張り、素晴らしかったと思いますけど、きょうの勝ちは次の勝ちを保証してくれるものではないと思いますので、次さらにいいゲームができるように。応援してくださる方がもっともっと喜んでもらえるように最善の準備をしていきたいと思います」。指揮官はそう語気を強めた。

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