Ｇ大阪・今野　５月１２日以来のトップチーム復帰、即フル出場で勝利に貢献

明治安田Ｊ１第２５節第２日   Ｇ大阪２－０川崎Ｆ （ 2018年9月1日    パナスタ ）

鹿島戦の前半、ゴールを決める広島・佐々木（左）
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　右足関節を痛めていたＧ大阪の元日本代表ＭＦ今野泰幸（３５）が、５月１２日・横浜戦以来のトップチーム復帰を果たした。すでに８月２６日のＪ３・ＹＳ横浜戦で戦列復帰していたが、トップチーム復帰後即フル出場。「９０分間もやれると思っていなかった。７０分まで、次は８０分までと思って時計を見ていた」と苦笑いを浮かべたが、見事に中盤を締める役割を果たした。

　ボールを握られる時間帯が長かったが簡単にパスを通させず、さらにセカンドボール奪取でも貢献した。対人の強さ、ポジショニングの良さ、読み…。復帰戦とは思えないハイレベルなパフォーマンスに、日本代表ＧＫ東口順昭（３２）も「さすがの一言ですね」と舌を巻いた。

　Ｊ２降格圏１７位は変わらないものの、チームは１０試合ぶりの完封勝利。ここまで復帰しては離脱を繰り返してきた今野は「僕のシーズンは始まったばかり。まだまだできる。オレ、運を持っているんですよ！」と逆転残留の救世主に名乗りを上げた。