川崎Ｆ　小林悠が２戦連続ゴール　憲剛は不満？「アシスト付かないだろ」

明治安田生命Ｊ１リーグ   川崎Ｆ１―０長崎 （ 2018年7月22日    等々力 ）

＜川崎Ｆ・長崎＞後半、ゴールを決め喜ぶ川崎Ｆ・小林悠（撮影・西海健太郎）
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　川崎Ｆは２２日にホームで長崎と対戦し、エースＦＷ小林悠（３０）が１８日の札幌戦に続く２試合連続ゴールでチームを連勝へと導いた。０―０の後半１２分、中村のスルーパスに鋭く反応。裏に抜け出し相手ＧＫと１対１に。最初の右足シュートはＧＫに弾かれたが、前の前にこぼれてきたボールを今度は左足ダイレクトでたたき込んだ。この今季６得点目が決勝弾となり「（中村）憲剛さん良いパスをくれて、最後の左足は落ち着いて決められた」と笑顔で振り返った。

　ただ、最初の右足シュートが決まらなかったため、中村にアシストは付かず。試合後にその中村からは「一発で決めないから、アシスト付かないだろう言われました」と冗談交じりに言われたという。それでも守備陣も最後まで集中力を切らさずに完封。昨季ＭＶＰ＆得点王の背番号１１は「本当にこういう夏場は結果がすべて。１試合、１試合勝って、首位との差を少しずつ詰められれば」と先を見据えた。

　気温３２度、湿度６５％という悪条件の中、前半は多くのチャンスを作ったが、なかなか決められなかった。その中でエースＦＷはきっちり仕事をこなし、鬼木監督も「ホームのサポーターにしっかり勝つ姿を見せることが一番良かった」とホッとした表情で振り返った。