アンデルレヒト森岡１２点目ＧＯＡＬ！今季邦人断トツの得点力

ベルギーリーグ優勝決定プレーオフ・第６節   アンデルレヒト３－１シャルルロワ （ 2018年4月29日 ）

ゴールを決め、サポーターの声援に応えるアンデルレヒト・森岡
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　西野朗日本代表監督（６３）が視察行脚中の欧州で４月２９日、各国リーグで日本選手が次々と“ＧＯ砲”をぶち上げた。森岡亮太（２７）の今季公式戦１２点目を含め３ゴールが生まれ、ベテラン長友佑都（３１）は絶妙アシスト。ケガで戦列を離れていた香川真司（２９）も２カ月半ぶりにベンチ入りし、完全復活へ一歩をしるした。今月末には決まるＷ杯ロシア大会のメンバー入りへ、アピール成功となったのは果たして…。

　２試合ぶりに先発したＭＦ森岡は、１得点１アシストと充実のプレーをみせた。１―２で敗れた２２日のゲンク戦後に「しっかりポイントを取っていけるようにならないと。ホームとかもう関係ない。勝っていかないと」と話していた通り、持ち前の高いテクニックでチームを勝利に導いた。

　まずは前半４４分だ。センターサークル付近からゴール前へ出したピンポイントパスで先制ゴールをお膳立て。チームの勢いを加速させる。さらに後半１２分には、右ＣＫから流れた球に鋭く反応。左足でボールを押し込んで、自ら２点目を生み出した。

　背番号１０らしいプレーで連敗ストップに貢献し、「チャンスをつくる働きを見せたい。いつでもこういうふうに動きたい」と話した。優勝決定プレーオフで２位を走るチームにとって、次節は首位クラブ・ブリュージュとの大一番。今季、欧州で活躍する日本人では断トツの公式戦１２ゴールの２７歳は「一番重要な試合になる」と改めて気合を入れた。