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柏・FW伊東、代表復帰ヘ2初アピール“特訓の形”で連勝導いた

[ 2018年3月31日 05:30 ]

明治安田生命J1第5節   柏2-1神戸 ( 2018年3月30日    三協F柏 )

後半、ゴールを決め喜ぶ柏・伊東(左から2人目)
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 1試合を行い、柏はホームで神戸に2―1で勝った。FW伊東純也(25)が2得点の活躍。後半23分に左足で先制すると、後半41分に右足で勝ち越し弾を決めた。今季はプレーオフを含みACLで2得点も、リーグ戦は初ゴール。日本代表のベルギー遠征メンバーから落選した日の丸予備軍が逆転でのW杯メンバー入りをアピールした。

 イメージ通りの一撃で伊東が決めた。0―0の後半23分、右サイドから斜め左方向のドリブルで切れ込んで、ゴール右ペナルティーエリア外から左足でシュート。外から巻いた低い弾道のボールが、左隅のネットを揺らした。プレーの幅を広げるために、昨季途中から練習を続けてきた形。後半41分には、山崎のシュートのこぼれ球を右足で押し込んだ。

 国内組で臨んだ、昨年12月の東アジアE―1選手権・北朝鮮戦(○1―0)で国際Aマッチデビュー。ハリルホジッチ監督から「1対1で相手を抜ける選手は日本には多くない」と評価されたが、今月のベルギー遠征メンバーからは落選した。

 低調な内容に終始したマリ戦(△1―1)、ウクライナ戦(●1―2)はテレビ観戦。「自分が入っていても変わったとは思わない」と謙虚に話した上で「代表に選ばれるためにJリーグ、ACLで結果を出して目立ちたい」と意欲を見せた。ベルギー遠征メンバーが軒並み評価を下げ、招集外選手の期待値が上がる逆転現象も追い風に、滑り込みでのW杯切符を狙う。

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