神戸ＭＦ松下　３日に２４度目の誕生日「負けたら責任感じる」

　３日に２４歳のバースデーを迎える神戸ＭＦ松下佳貴（２３）が、誕生日に花を添える白星をもたらす。３日は清水戦（ノエスタ）。そのため、この日の練習後にチームメートからパイを顔に投げつけられるなど、手荒い“前祝い”を受けたことを明かし「顔中にクリームの匂いがしています」と照れ笑いを浮かべた。「もう３年目なんで若くない。自分の特徴はパス。そのためにはボールを簡単に失わないようにしたいし、１本のパスで結果を変えたい」と意気込んだ。

　１―１のドローに終わった２月２３日の開幕・鳥栖戦ではフル出場。「満足するプレーをしていない。ああいうプレーを続けていると使ってもらえなくなる。反省点の多い試合だった」と悔しさが残った。それだけに清水戦へ賭ける思いは強い。

　奇しくも、ノエビアスタジアムの改修工事が終わり、あすの清水戦からリニューアルオープン。さらにチームのＪ１通算２００勝目の節目も掛かる。そして自身の誕生日。「負けたら責任感じますね。何か緊張してきた」と冗談を飛ばしつつも「勝負の１年だと思っている。勝てるようにしたい」と“三兎”を追い求める。