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ネイマール 手術回避の可能性 クラブと意見食い違い?

[ 2018年2月28日 17:54 ]

25日マルセイユ戦で右足首を負傷したパリSGのネイマール
Photo By スポニチ

 フランス1部パリ・サンジェルマンのブラジル代表FWネイマール(26)が、手術を回避する可能性が出てきた。25日のマルセイユ戦で右足首を負傷して退場。26日にクラブが右足第5中足骨のひびと、右足首捻挫という診断結果を発表していた。

 ブラジルのテレビ局グロボは27日、ネイマールが手術に踏み切ると報じたが、パリSGのエメリ監督は同日の会見で「ネイマールは手術を受けない。この情報は間違っている」と説明。一方、ネイマールの父、ネイマール・シニア氏は米スポーツ専門局ESPN(ブラジル版)で手術が必要との見通しを示した上で「少なくとも6週間は出場できない。手術を受けても、受けないとしても治療に6〜8週間はかかる」と語っており、クラブとネイマール側との間で、手術をめぐって意見の食い違いが生じている可能性もある。

 ブラジル代表のテクニカルコーディネーターであるエドゥ・ガスパール氏は、AP通信に「W杯のことを考えるのは早過ぎる。ネイマールはパリSGでケアを受けており、クラブの判断を待ちたい」とパリSG側の判断を尊重する考えを示した。ケガの状態などを把握するため、近く同代表のドクターを派遣する予定という。

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2018年2月28日のニュース