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車屋 負けられないガンバ戦へ気合!優勝争いも代表も生き残る

[ 2017年11月17日 05:30 ]

ミニゲームで競り合う川崎FのDF車屋(右)
Photo By スポニチ

 優勝&残留争いが佳境のJ1は18日に8試合が行われ、2位の川崎FはホームでG大阪と対戦する。負ければ試合のない鹿島の連覇が決定。逆転初Vには絶対に負けられない戦いを前に、日本代表DF車屋紳太郎(25)が代表生き残りもアピールする活躍を誓った。J2は19日に最終節を迎え、残り1枠となったJ1昇格へのプレーオフ出場4チームが決定する。

 優勝争いの灯は消さない。1試合消化の多い首位の鹿島との勝ち点差は7。残り3試合。負ければ悲願の初優勝の可能性が消える一戦へ、日本代表の欧州遠征から帰国し、即合流後にフルメニューを消化した車屋も「今日はキツかった」と本音も漏らしたが、G大阪戦へ「勝たないと次はない。勝ちたい」と力を込めた。

 25歳で伸び盛りの左サイドバックにとっては、さらなるモチベーションもある。欧州遠征では出番なしに終わったが、ブラジル代表で同ポジションのマルセロらの名前を出し、「世界のトップの選手を見られたし、凄い良い経験になった」と大きな刺激を受けた。

 国内組がアピールに残されたチャンスはJリーグ残り3試合と、12月のE―1選手権の3試合のみ。車屋も「最大で6試合。1年間の集大成として、今年代表、クラブを通じて学んだことをしっかり出したい」と生き残りに意欲を示した。

 相手のG大阪には欧州遠征に参加した井手口、倉田もいる。倉田は対峙(たいじ)する可能性もあり「倉田選手は代表でやっていてもうまい。そこをつぶせば代表のアピールにもなる」と車屋。悲願の初タイトルが懸かったルヴァン杯決勝で敗れた悔しさをバネに、成長した姿を見せつけチームの勝利に貢献する。

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2017年11月17日のニュース