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サッカー部監督が部費着服 保護者訴えから発覚…数百万円か

[ 2017年10月28日 12:21 ]

 星槎道都大(北海道北広島市)のサッカー部監督だった男性職員(56)が、部費や合宿費などを数年にわたって着服していたことが28日、大学への取材で分かった。着服は数百万円に上るとみられる。大学は問題発覚後に監督を解任しており、31日付で諭旨退職処分とする。

 大学によると、職員は部費や合宿費を水増しして徴収し、着服していた。部員の保護者から「部費が高い」との訴えがあり、8月の合宿で部員に請求した金額と、大学側に報告した金額が食い違っていたことから発覚。大学の調査に「5年ほど前から不正な請求をしていた」と話している。

 職員は会計を1人で担当していた。着服分を返済する意向を示しており、大学は刑事告発を見送る方針。

 職員は1994年に監督に就任。部を天皇杯出場に導くなどした。

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2017年10月28日のニュース