×

ユベントス 15本のシュート浴びながらも無失点「我々の出来が素晴らしかった」

[ 2017年4月12日 17:12 ]

 欧州チャンピオンズリーグ(CL)は11日、トリノで準々決勝第1戦の1試合が行われ、ユベントス(イタリア)がバルセロナ(スペイン)に3―0で先勝。イタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォン(39)を中心とした守備陣が、計15本のシュートを浴びながも、バルセロナの強力攻撃陣を無失点に抑えた。

 UEFAによると、8強入りしたチームの平均年齢でユベントスは最年長(29・55歳)。百戦錬磨のベテラン軍団が大一番で本領を発揮し、メッシ、ネイマール、スアレスの3トップ「MSN」を完封した。39歳ブッフォンは前半21分にスーパーセーブ。相手FWメッシのスルーパスを受けたMFイニエスタとの1対1のシュートを左手で防いだ。

 昨季までバルセロナでプレーした33歳のブラジル代表DFダニエウ・アウベスは右サイドバックでフル出場し、マッチアップした同郷のFWネイマールを徹底マーク。「ネイマールを抑える準備は出来ていた。相手の出来が悪かったのではなく、我々の出来が素晴らしかったんだ」と古巣撃破に胸を張った。

 32歳のイタリア代表DFキエッリーニは2―0の後半20分に左CKから頭で貴重な追加点を挙げた。アッレグリ監督は19日のアウェー第2戦に向けて「まだ終わっていない。地に足を付けて、再び勇敢に戦わなければ」と気を引き締めながらも「相手の弱点も、我々の長所も分かっている」と2年前の決勝で敗れたバルセロナ撃破に自信をのぞかせた。

続きを表示

2017年4月12日のニュース