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カズ 短パン始動!目指すは50歳バースデー2・26開幕弾

[ 2017年1月24日 05:30 ]

チームに合流し、1人短パン姿でランニングする横浜FCの三浦(手前中央)
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 J2横浜FCのFW三浦知良(49)が23日、チーム練習に合流し、Jリーグでは前人未到の50歳シーズンに向け本格的に始動した。一部別メニューもあったが、精力的に2部練習を消化。21日に帰国した新年恒例のグアム自主トレでは16年リオデジャネイロ五輪の陸上男子400メートルリレー銀メダリストの山県亮太(24)とも交流、異次元のスピードから新たな刺激を受けたことを明かした。

 寒空の下、1人だけ短パン姿のカズがランニングでも先頭を走った。「長いスパッツは嫌い。上着を着込むのも好きじゃないんでね」と笑い飛ばす。年末年始のグアム自主トレを経てチームに初合流。早速、午前午後の2部練習を消化。プロ32年目、50歳目前のキングから熱い情熱がほとばしった。

 50歳の誕生日でもある2・26開幕へ青写真も完成した。グアムとの気温差は20度以上。23〜24日は肉体を日本の気候に慣らし、25日から始まる宮崎合宿でギアを上げる。「できるだけ実戦に絡みながら調整していきたい」。31日には兄の三浦泰年監督が率いるJ3鹿児島、来月11日には岡田武史氏がオーナーを務めるFC今治との練習試合も待つ。

 グアムでは向上心をかき立てられた。同じ施設でトレーニングしていたリオ五輪男子400メートルリレー銀メダルの山県亮太と交流する機会に恵まれた。異次元のスピード、競技に対する姿勢に感銘を受けた。「あんなに速いのは初めて見た。刺激になった」。他にもレーサーや水泳選手、他競技のトレーナーらと交流。サッカーのためなら何でも吸収する姿は健在だ。

 この日はテレビカメラ7台、約50人もの報道陣が集結した。「36歳のジャンボ(大久保)と組んだら世界最高齢の2トップじゃない?50歳だけど若々しく若いDFに向かっていきたいね」とカズ。いよいよ新たなキング伝説が始まる。

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