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日本と初戦のナイジェリア 2日もマナウス入りせず

[ 2016年8月3日 23:50 ]

 リオデジャネイロ五輪のサッカー男子1次リーグB組で、4日(日本時間5日)に日本と初戦を行うナイジェリア選手団が、試合2日前の2日になっても開催地のマナウス入りしない異例の事態となった。同日午後、合宿地の米国・アトランタから到着する予定だったが、姿を現さなかった。組織委の広報担当者は「出発が遅れている。到着は3日午後になる」と明らかにした。

 英BBC放送(電子版)によると、チャーター機の支払いが滞り、航空会社が出発を拒否した。

 ナイジェリアの報道によると、当初は7月29日にマナウス入りする計画だったが、財政難から航空券を用意できずに断念。同国連盟は8月1日にアトランタを出発するとしたが、延期された。

 シアシア監督は、南アフリカのメディアに「合宿に入ってから資金を受け取っていない。金を払わなければ、われわれの五輪は終わってしまう」と懸念を示している。

 2002年ワールドカップ(W杯)日韓大会では、カメルーン代表が経由地でのボーナス闘争で紛糾。合宿地の大分県中津江村(現日田市)への到着が大幅に遅れ、大騒動となった。(共同)

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2016年8月3日のニュース