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川崎F、劇的4連勝!ロスタイム弾の小林「憲剛さんがいない時に負けると…」

[ 2016年7月13日 21:09 ]

<川崎F・新潟>前半、ゴールを決めた大島(右から2人目)に駆け寄る川崎Fイレブン

明治安田生命J1第2S第3節 川崎F3―2新潟

(7月13日 等々力)
 明治安田生命J1リーグ第2ステージは13日、各地で第3節の9試合が行われ、川崎Fは3―2で新潟に逆転勝ちを収め、12戦連続負けなしの4連勝。年間勝ち点を47、第2Sの勝ち点を9に伸ばし、ともに首位の座をキープした。

 劇的な勝ち点3ゲットだった。大黒柱の元日本代表MF中村憲剛(35)が右足首を痛めて欠場した試合は苦しい展開で進んだ。

 前半35分、リオデジャネイロ五輪メンバーから落選した新潟MF野津田岳人(22)の移籍後初ゴールで失点。3分後の同38分には同五輪代表メンバーでもある日本代表MF大島僚太(23)がペナルティーエリア外からゴール右上に突き刺して追いついたが、後半21分にMFレオ・シルバ(30)に決められて勝ち越しを許した。

 だが、後半39分に大島が起点となってつないだボールが相手オウンゴールを誘発して再び追いつくと、ロスタイム突入後の後半49分、MFエドゥアルド・ネット(27)のパスを受けた日本代表FW小林悠(28)がゴールに背を向けた体勢で右足ヒールで決めて劇的勝利をものにした。

 自身の3試合連続ゴールが劇的な勝利に結びついた小林は「(パスが)来ると信じて(ゴール前に)入ったら、神様が見ててくれたのかと思います」とゴールシーンを振り返り、「みんな最後まで諦めなかった。憲剛さんがいない時に負けると何を言われるか分からないので、きょうはしっかり勝てて良かったです」と満面に笑みを浮かべた。

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2016年7月13日のニュース