まるで野戦病院…離脱者続出のドイツ、問われる選手層

７日の準決勝を前に調整するドイツ。離脱者が続出している（ＡＰ）

欧州選手権決勝トーナメント準決勝 ドイツ－フランス

（7月7日 マルセイユ）
　欧州選手権（フランス）は７日にマルセイユで、準決勝のドイツ―フランスが行われる。

　１４年Ｗ杯に続く主要国際大会連覇を狙うドイツは離脱者が続出。２得点のＦＷゴメスが右太腿負傷で今大会絶望となった上に、フランス戦はＭＦケディラが左内転筋痛のため、ＤＦフンメルスが累積警告のため欠場。さらにＭＦシュバインシュタイガー、ＤＦヘベデスもケガのため別メニュー調整を行うなど野戦病院状態で、世界王者の選手層が問われることになりそうだ。

　ケディラの代役は今大会初出場となるＭＦジャンが濃厚で、レーブ監督は「複数のポジションでプレーできるし、フィジカル、技術がある。練習でも調子がいい」と期待を寄せた。