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鹿島・石井監督 就任2年目で戴冠「選手が素晴らしい、に尽きる」

[ 2016年6月25日 21:41 ]

<鹿島・福岡>前半27分、山本のゴールを喜ぶ(左から)石井監督、青木ら鹿島イレブン

明治安田生命J1第1ステージ最終節 鹿島2―0福岡

(6月25日 カシマ)
 祝福の花火が打ち上げられ、サポーターの歓喜の声が響く。就任2年目でチームに久々の「優勝」の2文字をもたらした石井監督はスタンドに向かってガッツポーズを繰り返し、満面に笑みを浮かべた。

 「きょうは絶対に勝たなくちゃいけないと思っていた。本当に選手が90分間しっかり戦ってくれた。それもスタジアムに集まってくれたみなさん、そしてテレビの前のサポーターのお陰だと思います。一緒に勝ち取った優勝です」

 就任2年目で広島・森保監督に続く史上2人目の選手、監督でのWステージ制覇。終了間際にはこの試合を最後に退団するFWジネイ、DF青木を投入する“余裕の采配”で勝利した指揮官は選手、サポーターへの感謝の言葉を口にした。

 通年制だった2007年から3連覇を果たした鹿島だが、09年を最後のリーグ戦のタイトルから遠ざかっていた。7年ぶりの戴冠。石井監督は「チャンピオンシップ出場権を取りたいと思っていたのでステージ優勝ですけど…達成できてよかった」と安ど。「こうやって成果を残せたのはうれしい。選手が日々トレーニングを積み重ねてきたからこそ。選手が素晴らしい、それに尽きる」と繰り返しイレブンを称えていた。

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2016年6月25日のニュース