宇佐美　アウクス完全移籍決定！念願の独１部再挑戦に意気込む

ドイツ１部アウクスブルクへの移籍が決まったＧ大阪の日本代表ＦＷ宇佐美

　Ｇ大阪の日本代表ＦＷ宇佐美貴史（２４）のドイツ１部アウクスブルク移籍が２０日、正式発表された。完全移籍で契約期間は２０年６月までの４年。かつて西ドイツ代表で活躍したシュテファン・ロイターＧＭ（４９）は、早くも宇佐美を“救世主”に指名した。

　「宇佐美はブンデスリーガで前進する準備ができている。ここ数年、Ｇ大阪でとても成長した。我々のチームを助けてくれると確信している」とアウクスブルク公式ホームページ（ＨＰ）でコメントを発表。アウクスブルクは昨シーズンはクラブ史上初の欧州リーグ出場を果たしたが、リーグ戦は１２位と低迷。シュスター新監督を迎えて巻き返しを図る中、１２～１３年シーズン以来のブンデス挑戦となる宇佐美に高い期待を寄せた。

　宇佐美も「常にブンデスリーガの情報は見ていた。ブンデスリーガに戻れてうれしい。アウクスブルクは過去数シーズンで成長したチーム」とアウクスブルク公式ＨＰで意気込みを表した宇佐美は、２１日に移籍会見を行う。Ｇ大阪での最終戦は２５日の名古屋戦（吹田Ｓ）。試合後には壮行セレモニーが行われ、６月下旬にも渡独予定だ。１８年ロシアＷ杯での主軸定着を目指して“日本の至宝”が再び世界の荒波に飛び込む。