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東京V 18歳井上 いきなりスタメン初出場「びっくりだった」

[ 2016年5月3日 20:22 ]

明治安田生命J2第11節 東京V0―1山形

(5月3日 味スタ)
 東京Vの18歳の新人・井上がいきなりスタメンでプロ初出場した。

 ボランチに入り攻守にまずまずの動き。「ベンチに入った時も、出たらこうしようと思いながら見ていた。スタメンと言われた時は準備はしていたが、びっくりだった」と、振り返る。セットプレーも蹴り、デビュー戦としては合格点だった。

 井上は「前半一度、ボールを取られたら簡単にゴール前まで運ばれてしまった。プロとアマは違う。ひとつのミスで…」と、反省も。そして、「次は、ゴール前で得点やアシストに絡めるようにしたい」と、欲ものぞかせた。

 17歳の渡辺も後半26分から交代出場し、MFでプレー。42分にはウェズレイが落としたボールをシュートしたがゴールは決められなかった。「デビューできたのはうれしかったが、勝利に貢献できなかったのは残念。監督からはゴールを決めて来いと言われて入ったので、悔しい」と、決定機を外しただけに残念そう。前線で走り回り、持ち味は発揮した。まだ高校3年生で2種登録だが、戦力になることをアピール。冨樫監督も「セカンドボールの予測やファーストディフェンスなどを期待して出した。チャンスもあったし決められたらよかったが」と、評価した。

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2016年5月3日のニュース