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元エルサルバドル代表DF、母国で射殺される 中南米で悲劇続く

[ 2015年12月28日 11:44 ]

 元エルサルバドル代表のディフェンダーとして活躍したアルフレド・パチェコ氏(33)が27日、襲撃を受けて搬送先の病院で死亡が確認された。

 パチェコ氏は母国エルサルバドルのサンタ・アナのガソリンスタンドで友人といたところ、拳銃を持ったグループに発砲されて3発を被弾。友人は一命を取りとめたが、パチェコ氏は返らぬ人となった。

 2002年から13年までエルサルバドル代表として同国最多の86試合に出場。2000年から10年までは母国のクラブチームで過ごし、09年にはローン移籍で米国のメジャーリーグサッカー(MLS)でもプレーしていた。しかし、選手として晩年の13年9月に八百長へ関わったとして永久追放処分が下った。

 中南米のサッカー界は、10日にもホンジュラス代表のミッドフィルダー、アーノルド・ペラルタが母国のショッピングモールで銃弾を浴びて命を落としており、立て続けに悲劇に見舞われている。

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2015年12月28日のニュース