有町　なでしこ生き残り弾だ！「得点に絡むプレーを意識」

なでしこジャパンのＦＷ有町

国際親善試合 日本―オランダ

（11月29日 フォレンダム）
　なでしこジャパンは２９日、オランダ代表と親善試合を行う。２８日は１０対１０のミニゲームなど約１時間の軽い調整を行った。ＦＷ有町紗央里（２７、写真＝仙台）は２トップの一角で先発が濃厚。来年２、３月のリオ五輪アジア最終予選メンバー生き残りへ代表初ゴールを狙う。

　８月の東アジア杯では全３試合に先発したものの、無得点に終わっただけに「五輪は行きたい気持ちはあるけど、今が一番大事」と今合宿に懸ける思いは強い。２７日の練習では主力組で大儀見と２トップを組み、オランダ戦もコンビを組むことが濃厚だ。「オランダは当たりも全然違うので、いかにぶつからずにプレーできるか、背後に飛び出すタイミングは考えている。得点に絡むプレーを意識したい」。アピール弾で代表定着への道を切り開く。