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亜土夢 古巣新潟を訪問 フィンランドL8得点に「手応え」

[ 2015年11月21日 11:50 ]

古巣新潟のクラブハウスを訪れたHJKヘルシンキの田中亜土夢

 2月に新潟からフィンランド1部リーグのHJKヘルシンキに移籍した新潟市出身のMF田中亜土夢(28)が20日、聖籠町のクラブハウスを訪れた。

 10月25日にフィンランドリーグが終了し、田中は14日に新潟に戻ってきた。チームはリーグ6連覇中だったが、今季は優勝を逃し3位となり「自分としては頑張ったけど、悔しい結果になった」と振り返った。それでもリーグ戦31試合に出場し8ゴールを挙げ「手応えは十分感じた」と話し、「日本の方がボール回しやDFラインの動かしが速いけど、向こうはパワフル。うまく体を使いながらボールを受ける位置を変えたり工夫しました」と充実の表情を浮かべた。

 ヘルシンキでは主にトップ下でプレーすることが多く「(DFの)裏に出ることが多くなってスプリントする回数が多くなったせいか足が速くなった」と思わぬところで成長もした。チームは11月30日から練習が始まり来季もヘルシンキでプレーする予定だが「冬のマーケットで(移籍の)可能性があればもっとレベルの高いところでプレーしたい」と、さらなる飛躍を誓っていた。

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2015年11月21日のニュース