Ｊ３相模原　残り３試合で監督交代　新監督は松原良香氏

相模原の新監督に就任した松原良香氏

　Ｊ３相模原は３日、辛島啓珠監督（４４）が２日付で退任し、後任に松原良香氏（４１）が就任することを発表した。

　相模原は現在、Ｊ３リーグ戦で１５勝６分け１２敗の勝ち点５１で４位。１０月４日の山口戦から４連敗を喫している。発表によると、辛島監督は「最近のチーム成績およびチーム状況を鑑みて」辞任を申し出、クラブ側がこれを受理した。

　辛島監督はクラブを通じて「ＳＣ相模原の関係者の皆様、応援して頂いている皆様、短い間ではありましたが、ありがとうございました。クラブの今後の発展と成功を期待しています」とコメントを残した。

　松原氏は現役時代はＦＷとして磐田、清水などのほか、クロアチア、ウルグアイなど海外でもプレー。日本五輪代表として出場した９６年アトランタ五輪では１次リーグのブラジル戦に途中出場し、“マイアミの奇跡”と呼ばれる大金星を挙げた。

　松原氏はクラブを通じてコメントを発表し、「この度、来シーズンに向けた残り３試合の監督としてオファーを引き受けることになりました。『未来の相模原のために』と私を必要としてくださった望月会長の想いに深く感謝するとともに、大変身が引き締まる思いです。現在のチーム状況を考え、選手と密にコミュニケーションをとり、残り３試合で来シーズンに繋がる戦いをするのが私の使命です。サポーターの皆さん、選手、クラブと共に一丸となって戦いましょう。相模原の未来のために、みなさんの期待に応えるべく精一杯力を注いで参ります。応援よろしくお願い致します」としている。