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ヨルダンのアリ王子、FIFA会長選へ正式立候補届け出

[ 2015年10月16日 05:30 ]

 汚職問題に揺れるFIFAが来年2月26日に行う予定の次期会長選挙で、ヨルダンのアリ王子が15日、正式に立候補を届け出た。5月の会長選でブラッター会長に敗れたアリ王子は「FIFAが困難な時期から脱し、再び尊敬される組織になると確信している」との声明を発表した。

 次期会長選では、UEFA会長も務めるプラティニ副会長が最有力候補とみられていた。しかし、横領と背任の疑いでスイス検察当局から事情聴取されたブラッター会長から不適切な金銭を受け取ったとして、同会長とともにFIFA倫理委員会から暫定的な活動停止処分を受けた。FIFAは20日に開く緊急理事会で今後の対応を協議するとみられ、英報道では会長選の延期も議題に上るという。

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2015年10月16日のニュース