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清水 5失点完敗で年間最下位転落…次々節にも降格確定

[ 2015年9月27日 05:30 ]

広島に完敗し、うなだれる清水イレブン

J1第2S第12節 清水1―5広島

(9月26日 アイスタ)
 清水は広島相手に今季最多に並ぶ5失点を喫し、年間順位で最下位に転落。田坂監督就任後7戦勝ちなしで、早ければ10月17日の次々節・仙台戦で初のJ2降格が確定する可能性が出てきた。

 前半にカウンターとセットプレーから2失点。後半19分にFW鄭大世(チョン・テセ)の2戦連発となるヘディング弾で1点差に迫ったが、再びカウンターから失点した。シュート数は10―11と互角。13年王者に決定力の差を見せつけられ「ゴールよりも勝ち点3が欲しかった」と鄭大世は悔やんだ。

 最終節で残留を決めた昨季は残り5戦で勝ち点は31あったが、今季はわずか21。課題だった守備もここまでリーグ最多の57失点と状況は厳しい。ドイツ・ケルン時代に降格を経験した鄭大世は「落ち込んでいる暇はない。切り替えて残り試合は全部勝つ」と視線を上げた。

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2015年9月27日のニュース