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山形、J1残留へ鹿島からFW高崎が期限付き移籍「全力で勝利に貢献したい」

[ 2015年8月4日 15:15 ]

 J1で年間順位最下位の山形は4日、J1鹿島からFW高崎寛之(29)が期限付き移籍で加入することが決定したと発表した。移籍期間は2016年1月31日まで。背番号は34に決まった。なお、契約により、高崎は鹿島と対戦するすべての公式戦に出場できない。

 茨城県出身の高崎は1メートル88の長身が武器で、古河第三高、駒沢大を経て2008年にJ1浦和入り。翌09年にはJ2水戸に期限付き移籍し、19得点をマークしてブレークした。

 10年には浦和に復帰したが、2年間で20試合3得点に終わり、12年に当時J2だった甲府、13年にはJ2徳島へそれぞれ完全移籍。昨季はJ1へ昇格した徳島で7得点を挙げ、今季から鹿島に完全移籍で加入したが、ここまでアジアチャンピオンズリーグ(ACL)では6試合2得点と結果を出したが、リーグ戦は13試合0得点だった。

 高崎は山形を通じて「モンテディオ山形の一員になれたことを嬉しく思います。チームは現在、苦しい状況にあると思いますが、チームが一丸となって上位にいけるように頑張りたいと思います。チームの一員として力を発揮し、全力で勝利に貢献したいと思いますので応援をお願いいたします」とコメント。

 鹿島を通じては「アントラーズに加入してから約半年が経過しましたが、JリーグファーストステージにACLと、サポーターの皆さんの期待に応える事が出来なかった事を非常に残念に感じています。全て自分の力不足です。これまで温かい声援を送ってくださったファン、サポーターの方々には大変感謝していますし、何らかの形でその気持ちを表現したいと考えています。今まで以上にクラブに貢献できるよう、しばらくの間山形で自分自身を磨き、経験と共により強くなってアントラーズに戻ってきますので、応援のほど宜しくお願いいたします」と談話を発表している。

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2015年8月4日のニュース