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なでしこに続いてハリルJも北朝鮮に苦杯…武藤デビュー弾で先制も逆転負け

[ 2015年8月2日 21:14 ]

<東アジアカップ 北朝鮮・日本>前半、先制ゴールを挙げた武藤

東アジア杯 日本1―2北朝鮮

(8月2日 中国・武漢)
 サッカーの男子日本代表(FIFAランク50位)は2日、中国・武漢で行われた東アジア杯初戦で北朝鮮(同129位)と対戦。前半3分にMF武藤雄樹(26=浦和)のデビュー戦ゴールで先制したものの1―2で逆転負けを喫し、前日のなでしこジャパンに続いて2日連続で北朝鮮に苦杯をなめる結果となった。

 日本は4―2―3―1システムでスタート。先発メンバーはGKに西川周作(浦和)、4バック右から遠藤航(湘南)、森重真人(FC東京)、槙野智章(浦和)、藤春広輝(G大阪)、中盤は谷口彰悟(川崎F)と山口蛍(J2C大阪)のダブルボランチ、2列目右に永井謙佑(名古屋)、左に宇佐美貴史(G大阪)、トップ下には武藤雄樹(浦和)、1トップに川又堅碁(名古屋)が入った。

 欧州組不在のため新戦力中心で今大会に臨んでいる日本は、代表初招集の遠藤と武藤がいきなり先発でデビュー。その初陣コンビが試合開始早々から魅せ、前半3分に右サイドを駆け上がった遠藤のクロスに武藤がニアサイドで合わせて先制点をものにした。

 代表初出場からわずか3分後に初ゴールをマークした武藤はその後も積極的にボールに絡んでシュートを放ち、存在感をアピール。デビュー即先制アシストとなった遠藤も前半44分に強烈なロングシュートを放つなど、慣れない右サイドバックで攻守で奮闘した。

 1―0で前半を折り返した日本は、後半11分に宇佐美に代えて柴崎岳(鹿島)を投入。システムを4―3―3に変更して2点目を狙った。だが、後半33分、ロングボールを頭で落としたところに走り込んだリ・ヒョクチョルに同点弾を決められると、同43分にはパク・ヒョンイルに頭で決められ逆転負けとなった。

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