ＦＣ東京・米本　ハリル監督御前「デュエル」で鬼門突破だ！

　ＦＣ東京の日本代表ＭＦ米本が、得意の「デュエル」で鬼門突破に貢献する。２５日に敵地で鹿島と対戦。東アジア杯のメンバーに招集され約５年ぶりの代表復帰を果たした米本は、本職のボランチでの先発が確実だ。「相手より気持ち、メンタルで上回ること。勝ち点３を取って帰ってきたい」と闘志を燃やした。

　日本代表のハリルホジッチ監督は東アジア杯のメンバー発表で、決闘を意味する「デュエル」を連発。選手の闘争心の重要性を強調した。闘争心と言えば、豊富な運動量でボール奪取を得意とする米本の真骨頂。米本自身も「自分はボールを奪い切ることがストロングポイント」とデュエルの本質を心得ている。

　リーグ戦での鹿島戦は０８年１０月２６日の勝利（３―２）を最後に、ここ１１試合勝ちなし（４分け７敗）。チームにとって鬼門中の鬼門だが、スナイパーのように狙った獲物を仕留める米本が、ハリルホジッチ監督も視察する一戦で中盤のデュエルを制し、チームの勝利に貢献する。