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チリ5発大勝、1次リーグ首位通過 逮捕ビダルは先発出場

[ 2015年6月20日 11:20 ]

16日飲酒運転による交通事故を起こしたが、ボリビア戦先発出場したチリ代表MFビダル(AP)

南米選手権1次リーグA組

(6月19日)
 南米選手権1次リーグA組最終節の2試合が19日(日本時間20日)に行われ、開催国チリはボリビアを5―0で下し、2勝1分け勝ち点7で同組首位通過を決めた。敗れたボリビアも勝ち点4の2位で、決勝トーナメント進出が決定した。

 16日飲酒運転による交通事故から逮捕されたMFビダルを先発起用したチリは、試合開始からボリビアを圧倒。前半3分MFアランギスのゴールで先制すると、同37分FWサンチェスが頭で決めて、前半を2点リードで折り返す。

 同試合前に行われたエクアドルとメキシコの結果(2―1)で、決勝トーナメント進出が決まっていたチリは後半からサンチェスとビダルを下げる余裕の采配。それでもチリは後半21分アランギスが自身2点目を決めると、同34分にもDFメデルが決めて、リードを4点に広げる。試合終盤にはオウンゴールから5点目が決まり、チリは大勝を飾った。

 エクアドルは前半26分MFポラニョスのゴールで先制すると、後半12分FWエネル・バレンシアが加点。同19分PKから1点を返されるが、2―1で逃げ切った。エクアドルは勝ち点3の3位。メキシコは勝ち点2で1次リーグ敗退が決まった。

 南米選手権は20日(日本時間21日)にB組最終節の2試合が行われ、優勝候補アルゼンチン(勝ち点4)はジャマイカ(同0)と、パラグアイ(同4)はウルグアイ(同3)と対戦する。

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