ネイマール１Ｇ１Ａ！ブラジル逆転白星発進　コロンビア敗れる波乱

ペルー戦、１Ｇ１Ａで逆転勝利に導いたブラジル代表ＦＷネイマール（左）（ＡＰ）

南米選手権

（6月14日）
　南米選手権１次リーグＣ組の２試合が１４日（日本時間１５日）に行われ、優勝候補ブラジルはＦＷネイマールの１ゴール１アシストの活躍で、ペルーを２―１で下し、白星発進した。もう１試合は強豪コロンビアがベネズエラに０―１で敗れた。

　ブラジルは開始わずか３分、守備のミスからＭＦクエバにボールを奪われると、そのままゴールを決められて失点。しかし、５分後ＤＦアウベスのクロスにネイマールが頭で叩き込んで追いつく。前半は１―１で折り返す。

　後半はブラジルが攻勢に出るが、ゴールは遠く試合は１―１のまま終了するかと思われた。しかし、後半ロスタイムに入った同４７分、ネイマールが左サイドをドリブルで持ち込むと、右サイド途中出場のＦＷコスタにスルーパス。コスタがゴール右に決めて、ブラジルが土壇場で逆転に成功。

　２大会ぶり優勝を目指すブラジルが、苦戦するも主将ネイマールの１ゴール１アシストの活躍で好スタートを切った。

　昨年のＷ杯ブラジル大会で躍進したコロンビアは、ＭＦハメス・ロドリゲス、ＦＷファルカオ、ＦＷバッカら豪華攻撃陣が不発。豊富な運動量のベネズエラにペースを握られると、後半１５分クロスからＦＷロンドンに頭で決められた。終盤はコロンビアが猛攻を仕掛けるが、ベネズエラが守り切り、優勝候補の一角と目されるコロンビアは黒星スタートとなった。

　南米選手権は１５日（日本時間１６日）にＡ組第２節の２試合が行われ、開催国チリはメキシコと、エクアドルはボリビアと対戦する。