ＦＣ東京　松田　ナビスコ杯で今季先発か「やっとチャンス巡ってきた」

　ＦＣ東京のＤＦ松田陸（２３）が、２０日にホームの味の素スタジアムで行われるナビスコ杯の甲府戦で今季初先発する可能性が出てきた。

　フィッカデンティ監督が、カニーニとともに不動の右サイドバックの徳永の欠場を明言。松田が待ちに待ったチャンスを得る可能性が高まり、「やっとチャンス巡ってきた。いつも通りのプレーをして、アシストなり得点出来れば」と意気込んだ。松田は昨季、びわこ成蹊大学からＦＣ東京入り。豊富な運動量と正確なクロスを武器に、７試合に出場して１０月２６日のアウェーＧ大阪戦ではプロ入り初得点も記録した。

　さらなる飛躍を目指して臨んだ２年目の今季だが、ここまではなかなか出場機会になかなか恵まれず。それでも「悔しかったけど、自分なりに試練与えてもらったと思って、しっかり練習をやってきた」とその中でも自ら課題を見つけ、練習に打ち込んできた。リーグ戦は現在２連敗中。流れを変えるためにも勝利が求められる中、松田も「しっかり勝って、次のリーグ戦に良い雰囲気で臨めるように」と必勝を誓っていた。