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バイエルン 6発大勝!初戦1―3から“奇跡”の逆転突破

[ 2015年4月23日 05:30 ]

試合中に指示を出すバイエルンMのグアルディオラ監督。ズボン左のポケット付近が裂け、太腿と下着があらわに…

 欧州CL決勝トーナメント準々決勝第2戦は2試合が21日に行われ、バイエルン・ミュンヘンとバルセロナが準決勝へ進出した。アウェーの第1戦でポルトに1―3と敗れていたバイエルンMはホームで6―1と大勝。CL決勝トーナメント初となる前半5得点の猛攻を見せ、2戦合計7―4で逆転突破を果たした。バルセロナはホームでパリSGに2―0で勝ち、2戦合計5―1で2季ぶりに4強入りした。

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 ゴールラッシュに名将もはしゃぎすぎたのか。グアルディオラ監督のズボンは試合中から左のポケット付近が裂け、太腿と下着があらわになっていた。“パンチラ”の質問を受けた指揮官は「次の試合は新品をはけばいいのさ」と上機嫌で、自身のバイエルンM指揮100戦目を圧勝で飾った選手たちを「ほれちゃいそうだよ」と称えた。

 CLで初戦2点ビハインドからの突破はクラブ史上初。ルンメニゲCEOが「奇跡に近い何かを見た」と言う大逆転劇を生み出したのは、柔軟な戦術変更だ。第1戦で相手に狙われたMFシャビ・アロンソからの組み立てをやめ、センターバックからロングボールを多用。右サイドに開いたMFラームが起点となり、相手DFがサイドへずれてくれば中のスペースにFWミュラーやMFティアゴが進入した。前半27分、ラームのクロスからFWレバンドフスキのチーム3点目で2戦合計4―3と逆転。同40分までにさらに2点を加えた。

 ロッベンとリベリをケガで欠き、シュバインシュタイガーもベンチながら“倍返し”の圧勝。国内リーグ、カップ戦との3冠へ前進した。2発のレバンドフスキは「逆転なんて無理と思ったろ?でも、俺たちはバイエルンだぜ」と胸を張った。

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