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レアル 宿敵に7戦連続勝てず…カルバハルには“かみつき”疑惑も

[ 2015年4月16日 05:30 ]

Aマドリード戦でマンジュキッチ(右)と競り合うRマドリードのDFカルバハル(AP)

 欧州CL準々決勝第1戦は14日に2試合が行われ、昨季決勝の再戦となったレアル・マドリードとアトレチコ・マドリードのダービー対決は0―0で引き分けた。連覇を狙うレアルが攻勢だったが、ホームのアトレチコの堅守を崩せず、今季の対戦成績は3分け4敗となった。また、12季ぶりのベスト4入りを狙うユベントスはホームでモナコに1―0で先勝。両カードの第2戦は22日に行われる。

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 また宿敵に勝てなかった。Rマドリードは今季未勝利のAマドリードとスコアレスドロー。アンチェロッティ監督は「シュートの精度が足りなかった。悪い中ではベストの結果」と苦笑いした。

 ボール支配率58%、シュート数16―8と敵地で序盤から攻勢に出ながらも、C・ロナウド、ベンゼマ、ベイルの強力3トップが不発に終わった。最大のチャンスは前半3分、相手DFのミスからベイルが1対1となったが、相手GKオブラクの好守に阻まれた。今季公式戦で他チームには1試合平均3.1得点を挙げているのに対し、Aマドリード戦は同0.67得点と相手のハードワークと堅守を破れずにいる。

 99~13年に公式戦25戦無敗(19勝6分け)を誇ったダービーで、7試合連続で勝利がないのは史上初の屈辱。いら立ちからか、物議を醸す“事件”も発生した。後半16分に、DFカルバハルが競り合った相手FWマンジュキッチの胸を殴打。審判が見逃して反則にはならなかったが、直前に相手右腕にかみついているようにも見えた。カルバハルは「かんでいない」と疑惑を否定したが、地元メディアが大々的に報じるなど波紋は広がりそうだ。

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2015年4月16日のニュース